ケト雑記

クリーンケトで検診もOK!

ケトの種類は多いけど、クリーンケトって何かな?

いつものように、本ブログの構成と理解をしやすくするために、結論からお伝えします。

結論:
クリーンケトは元々ダイエットが目的ということではなく、自然な食品や食材を取り入れ、本当に身体に優しい食生活を送るというライフスタイルの一つです。結果的にはダイエットまたは体重維持に効果が出ています。

無駄なバルク(体重増加)が起きない

クリーンケト(Clean Keto)とは、フィットネス先進国アメリカ発の言葉で、自然な食品や食材を取り入れ、本当に身体に優しい食生活を送るというライフスタイルの一つですが、ケトジェニック(金森式)愛好家で、最近マンネリ?と悩んでいるのなら朗報かもですよ。

私のクリーンケトの一番のメリットは、無駄なバルク(体重増加)がないこと、です。
たとえば畑で収穫された野菜をそのまま使った食事を採り、加工食品や精製された食品、食品添加物や人工着色料などを控え、最低限に押さえるという食のスタイルです。

昔の人からしてみたら、とても簡単で当たり前のライフスタイルなのでしょうが、便利な現代社会を生きる私達にとってはかなり難しい・・・。地方に住んでいる私がそう感じますから、都会ではもっと大変でしょうね。加工食品に囲まれてしまい、シンプルなことでさえも難しい世の中です。

さすがにケトでも、無駄に栄養を摂れば太るよ!

私のやり方は?

そこで今回は、私が実際に取り組んでいるクリーンケト方をご紹介します。ケトジェニック(金森式)では、糖質を極限まで制御しなければならないので、その点は、それぞれ微調整しながらお願いします。

1. 地産地消で季節の野菜

美味しいものには事欠かない現代社会。流通業が頑張ってくれるお陰様で、日本で生活をしているとしっかりと意識しないと、ついつい必要な食事ではなく、おいしい食事優先で偏った食生活になってしまいます。
実は、日本人の野菜不足は年々深刻さを増しているともいわれています。元来、日本人が口にしていた日本食は、野菜や穀物、魚などが中心でとてもバランスが取れた食事だったはずです。

しかし、食の欧米化が進み、社会の営みが劇的に変化しましたから、皆さんが「超多忙」なストレス社会で生きています。それが起因して、ガンや糖尿病のリスクが年々増加しているのです。ですが、世界的にも長寿で有名な沖縄県民の食生活は、今でも野菜が中心の食生活。野菜毒などと最近言われていますが、極端な量を食べない限り問題はないでしょう。

 私の定期的な野菜摂取のルーティーンは、週に2回程スーパーで野菜を購入し、お手製ランチ、お手製ディナーにすべて野菜を盛り込んでいます。野菜の種類は気分次第ですが、便利な「キャベツの千切り」等は避けます。大量の薬品で酸化や変色を抑えている場合があるからです。
 また、冷凍野菜もありますが、非常食程度に思っています。地方では、農作物には大変恵まれているので助かります。地の利を生かした食材調達は、地産地消の根本原則ですから。

クリーンケトは、結構難易度高いよ。無理しないこと。

2. 全粒穀物を食べる

精製された穀物は全粒穀物よりも遥かに栄養分が少ないです。白米は私にとってはただの砂糖。美味しいのは分かりますが、栄養としてはあまり意味がありません。

・ケトでも白米を食べている人は、玄米に変えましょう。
・ケトでも、白い小麦粉を使ったパンを食べている人も100%全粒パンにしましょう。
・ケトでも朝ごはんにシリアルを食べている方は、オーツ麦のものにするなど、精製された穀物ではなく、なるべく自然のままの素材を取り入れるようにしましょう。

全粒穀物は、低GI食品。血糖値を急激に上昇させない食品です。食物繊維や抗酸化作用、抗炎症作用などの効果も期待できることに加え、長い目で見ると太りづらい体づくりをするのにも最適と言われています。

 私の全粒穀物への取り組みは、オートミール食へのシフトしてます。
オートミール食のメリットは高い栄養素、価格、日持ちが長いなど多いのですが、特に「腹持ち感」を強く感じます。お湯でふかして食べていても、しっかり咀嚼(そしゃく)する必要があるので、噛み応えがある上に、腸内でも消化に時間が掛かるからなんです。私は、30g程度のオートミールを食べています。

僕のケトでは、少し炭水化物を食べるんだよ。だから、継続できてるのかもな。

3. 牛豚肉は食べない

ベジタリアンやビーガンなど極端な食生活を目指す必要はありません。それでも、クリーンケトでは、牛豚肉食は少なくなります。

先述したとおり、日本人の食の欧米化に伴って、高血圧や糖尿病などの生活習慣病、そして今やガンは日本人の死因の第一位となっています。必ずしも、全てが食事のせいというわけではありませんが、飽和脂肪酸の採り過ぎが大きく起因していることは間違いありません。肉食が少ない人は、高血圧や、心臓病のリスクを減らすことができるという研究結果もあります。

牛豚肉に変わるタンパク源として、鶏ムネ肉を取ることをお勧めします。筋トレ愛好家にとっては、極当たり前な食習慣の一つですから是非取り入れてください。
タンパク質と言えば、最近メジャーになった「プロテインパウダー」がありますが、これは高度に加工された「ザ・加工品」ですので、摂り過ぎには注意が必要です。
私もかつては、プロテインパウダーさえ飲んでいれば効率が良いと思っていましたが、今は改めました。パウダーは、一気に血糖アミノ酸濃度を上昇させますから、身体がすべてを吸収できずに無駄になっています。サプリは臨機応変に使い分けましょう。
私の肉類摂取についてですが、日常的には牛豚肉はほぼ食べません。特別な日にだけ食べるようにしています。(誕生日とか、お祝いとか・・・)
ですから、普段は、鶏ムネ肉の一択なのです。週に2回ほど「圧力鍋」で煮込み料理を作っています。その際の味付けは、ありません。塩さえ使わずに、ただ火を通すのみです。それを、食事の度に都度都度「120〜200g」計量して食べています。その時々に、味付けで変化を付けるようにしています。

制限なしで牛豚肉食べてた時は、検診の数値がヤバかったよ(泣)

4. できるだけ、自炊する

便利な日本では、コンビニやスーパーで、便利に加工された食品を購入することができます。どれもとても美味しくて、「今日はちょっと疲れた~」という時はつい甘えたくなってしまうもの。
しかし、美味しいと言って食べているコンビニのお弁当やお惣菜(冷食含む)に、何が入っているかはご存知でしょうか?加工食品には、大量の添加物、塩分、砂糖が含まれています。また、旨味添加物「グルタミン酸ナトリウム」の過剰摂取により、肥満を引き起こす可能性がある、などといった研究もあります。
外食も中食も便利ではありますが、減量を本気で目指すなら、自炊をする習慣も身につけましょう。「あなたの身体はあなたの食べているものでできている」これは、名言です。

自炊は、ダイエット愛好家の当たり前ですよね。

やっぱり、できることから!

いかがでしたか?
全てをクリーンケトに変えるというのは便利な現代を生きる私達にとっては難しいことです。ましてや、ケト(金森式)との同時並行になると事実上厳しいでしょう。それでも、自分のできることから少しずつライフスタイルを変えることで、見えてくるものがあるかもしれませんよ。

-ケト雑記
-,